シラー

ドメーヌ・ジン シラー 2017を飲んだ感想

Lavigne JIN シラー 2017は山梨県甲州市勝沼町のドメーヌ・ジンが販売されているシラー種の日本ワインです(製造は東夢ワイナリー)。

ワインツーリズムやまなし2019・初夏の勝沼に参加した際に購入したワインです。
定年退職された後、ワイン造りの夢を叶えるためにはるばる千葉県から勝沼の地へ来てチャレンジされているというオーナーさんのお話を直接伺い、そんな人が手がけるワインならば飲んでみたい!と思い購入を決めました。

シラー種を選んだのは、勝沼でシラーを造っているところって他にあまり聞かないな、という単純な好奇心からでした。
果たして勝沼のシラーはどんな味になるのか、気になります。

お値段は2,376円(税込)でした。

ドメーヌ・ジン シラー

Contents

ワイナリー情報

販売元ドメーヌ・ジン
製造者株式会社 東夢
住所山梨県甲州市勝沼町勝沼2562-2
公式サイトhttp://domainejin.com

ドメーヌ・ジンさんは東夢ワイナリーさんが建設を予定している「勝沼ワイン村」という複数のワイナリーが一箇所に集う施設に参加するワイナリーの内の1つです。

オーナーさん曰く、ワイナリーはまだ建設途中なため東夢ワイナリーさんで醸造されているとのことでしたが、ブドウの栽培は現在お一人でされているそうです。

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ドメーヌ・ジン シラー

勝沼は鳥居平の急斜面の耕作放棄地を開墾し、3年目以降に6段ある急斜面の畑の最上段2段に植えたシラーがようやく育ち、まだ4年から5年目の若い木ですが、急斜面の水はけのよい畑からはしっかりとした実をつけ始めました。
まだ量が少ないので同じく日休地区の畑に植えたシラーのブドウを少し加えて発酵し、ワインに仕上げました。
量が少ないため樽熟成は行っておりませんが、ボディもしっかりあり、果実味豊かで、シラーらしい胡椒のニュアンスも感じられ、今からでも充分楽しめるワインです。

ドメーヌ・ジン シラー 2017を飲んでみた

ドメーヌ・ジン シラー

  • 深いルージュ

香り

  • ビターチョコレート
  • いちじく
  • 若干の野趣感

  • 果実味が強く風味が鼻に抜ける
  • まだ若くフレッシュさを感じる味わいで、果実の甘みも感じる
  • シラーらしく舌が痺れるようなスパイシーさ
  • タンニン強めでビターで刺激的な後味

感想

ドメーヌ・ジン シラー

まだ味わいが若く、まだまだ伸びしろがあるようにも思えますが、現状でも十分美味しいワインだと思いました。勝沼でもこんな美味しいシラーが作れることに感動です。

シラー品種はなかなかクセがある味わいで好みは別れるところですが、ピリピリするスパイシーで刺激的な味わいが個人的には面白いと思います。

ドメーヌ・ジンさん、新設のワイナリーさんでまだあまり知られていませんが、今後が楽しみですね。
勝沼ワイン村がオープンしたら是非行きたいですねー。

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ABOUT ME
ヒラヤマ

日本ワイン維新 管理人

日本有数のワイン産地である山梨県は勝沼で生まれ育ちました。現在は地元山梨でフリーランスとしてWeb制作の仕事をしたりして暮らしています。

地元山梨のワインをはじめとする日本ワインに傾倒し、その素晴らしさを広めるため、当ブログメディア「日本ワイン維新」を開設。日々ワインを飲みながら更新しています。

好きなワインの品種は「ヤマソービニオン」と「シャルドネ」