椀子シャルドネ 2017は山梨県にあるシャトー・メルシャンが醸造・販売されているシャルドネ種の日本ワインです。
「椀子(マリコ)」とは長野県上田市丸子地区にあるメルシャンの自社管理畑「椀子ヴィンヤード」の名前で、その単一の畑から取れたシャルドネが使われたこだわりのワインです。
お値段は2,980円(税込)でした。
今回はこちらのワインを飲んだ感想を書いていきたいと思います。

ワイナリー情報
畑 | 椀子ヴィンヤード |
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住所 | 長野県上田市塩川4376 |
製造元 | メルシャン株式会社 |
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住所 | 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1 |
公式サイト | http://www.chateaumercian.com |
シャトー・メルシャンは、1877年に山梨県の勝沼に誕生した「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツとするワイナリーで、現在はキリングループの傘下にあり、世界的にも名の知られた大規模なワイナリーです。
私も以前からメルシャンさんのワインは色々と飲んでいるのですが、意外にもブログでレビューするのは今回が初となります。
解説文を読んでみる

パイナップルやレモンなどのフルーツのニュアンスとミネラル感がバランスよく調和したワインです。このワインは長野県上田市丸子地区の陣場台地にある自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」のシャルドネを使用しています。
シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ 2017を飲んでみた

見た目
- はちみつのような美しい黄金色
香り
- パイナップルや青りんごの果実を思わせる香り
- ナッツのようなニュアンス
- 香ばしさすら感じる樽香のスモーク感
- 飲む前から強烈な旨味を想起させる
味
- 口の中に旨味の広がる、まったりこってりとした味わい
- トロピカルフルーツのような濃厚な果実感
- 飲み込むと樽香が鼻に抜けて心地よい
- トロピカル感が強いが、キリッとしたミネラル感もある
飲んだ感想

素晴らしく美味しいシャルドネでした。間違いなく至高の一本だと思います。
単純にフルーティーな旨味が強烈というだけではなく、旨味の中に落ち着いた余韻があり、どこか高貴さを感じさせます。
ブドウの品質も素晴らしいのだと思いますが、良いバランスの樽香が感じられ、醸造技術も素晴らしいのだと思います。
最近個人的に海外のシャルドネも色々と飲んでいて普通に美味しいなと思うのですが、正直ここまで感動的な味わいのものはなく、日本を代表するワイナリーであるメルシャン、そして日本ワインのレベルの高さを改めて感じた次第でした。
https://club.chateaumercian.com/article/fun/topics/669
2019年9月21日には椀子ヴィンヤードの側に「椀子ワイナリー」が新設オープンされるそうですよ。
素晴らしいですね。長野に行った際には是非行ってみたいです。