シャルドネ

カーブドッチ もぐら(シャルドネ)2018 を飲んだ感想

カーブドッチ もぐら(シャルドネ)2018は新潟県新潟市西蒲区角田浜にあるカーブドッチワイナリーが醸造・販売されているシャルドネ種の日本ワインです。

ラベルに動物の絵が描かれたカーブドッチワイナリーさんの「どうぶつシリーズ」はメインで販売されているシリーズとは異なり、醸造家の掛川氏の趣味にはしったシリーズとのこと。

個人的に前々から気になっていたシリーズであったので、楽しみです。

お値段は3,456円(税込)でした。

Contents

ワイナリー情報

販売者株式会社欧州ぶどう栽培研究所
住所新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
公式サイトhttp://www.docci.com

目の前にはのびやかに横たわる角田山。広大なぶどう畑に囲まれた一帯にカーブドッチワイナリーはあります。
訪れた人々がワイン造りの現場に触れ、ワインやお料理を愉しみ、
豊かな時間を過ごしていただけるような 空間やサービスを揃えています。

出典元:http://www.docci.com

ラベル裏を読んでみる

どうぶつシリーズは醸造家掛川の趣味にはしったワイン達。そのため通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。自園で収穫したぶどうを原料に、優しく体に染み入るようなワインを目指して造りました。優しく搾った果汁を樽に入れ、そのまま発酵・熟成させました。ワインの詳しい情報がHPのワインリストにございます。ぜひご覧ください。

ラベル画:みずこしふみ

ホームページの方を見てみると2018ヴィンテージの説明はなかったのですが、2017ヴィンテージの解説があったので下記一部引用です。

2017ヴィンテージは本当に長く厳しい年でした。特にシャルドネは狙い撃ちをされた感があり、実の状態も完璧とは言えない状態でした。そのため2016のようにスキンコンタクトは行わずすばやく皮との接触を絶っています。全体的にほっそりしたプロポーションですが、例年にはない素晴らしい酸が果実の中に含まれていたので酸を基調に全体のバランスを取っています。
トップに感じるのはトロピカルな果実のニュアンスと微かな柑橘系と樽です。この地で柑橘のニュアンスを感じるワインが出来るとは!! そしてアフターにかけて溌剌とした酸が伸びやかな味わいの広がりを見せてくれます。瓶詰めしたてなので若干のバラつきは感じるものの、ゆるさと酸が混じりあいなかなか良い状態になっています。今後は段々還元に向かうことで全体的に硬さが出てくると予想しています。

出典元:https://ffkake.wixsite.com/forhp/services2-c12zf

カーブドッチ もぐら(シャルドネ)2018 を飲んでみた

  • 少し濁った黄金色

香り

  • りんごやパイナップルを思わせるトロピカル系の香り
  • バターの香り
  • アーモンドの香り

  • 若々しいフレッシュな酸味と濃厚で染みわたる旨味
  • どちらかというとサッパリ系ではなくコッテリ感の強いシャルドネ
  • 辛口で実際は甘くないのに、甘さを感じるような果実感

カーブドッチ もぐら(シャルドネ)2018 を飲んだ感想

優しい味わいで、飲んでいて多幸感に包まれる素晴らしいワインでした。

シャルドネは産地や生産者によって味が多種多様に変わることで知られていますが、このシャルドネは濃厚で味わい深く、個人的にかなり好みのシャルドネでした。

カーブドッチワイナリーさんの通常シリーズのワインも飲んでみたいと思いつつも、この「どうぶつシリーズ」にハマってしまいそうな気がしています。

また今度何か買って飲んでみたいと思います。

ABOUT ME
ヒラヤマ

日本ワイン維新 管理人

日本有数のワイン産地である山梨県は勝沼で生まれ育ちました。現在は地元山梨でフリーランスとしてWeb制作の仕事をしたりして暮らしています。

地元山梨のワインをはじめとする日本ワインに傾倒し、その素晴らしさを広めるため、当ブログメディア「日本ワイン維新」を開設。日々ワインを飲みながら更新しています。

好きなワインの品種は「ヤマソービニオン」と「シャルドネ」