甲州

勝沼醸造 甲州ヴィンテージ 2016を飲んだ感想

勝沼町収穫甲州ヴィンテージは、山梨県甲州市勝沼町にある勝沼醸造株式会社が販売しているJWINEブランドの日本ワインです。

ヴィンテージということで年代ごとに限定醸造されているワインですが、僕が今回購入したものは2016年のものでした。限定15,000本とのこと。

お値段は1,800円(税抜)でした。

Contents

ラベル裏を読んでみる

日本固有のぶどう品種「甲州」は在来種の中で唯一ワイン用ヴィニフェラ種であり、当地で根ざし1200年以上の歴史を誇ります。日本の風土で育まれたワインは和の酒と捉えることができます。ワインとの相性が難しいと思われていた味噌、醤油、生姜、山葵などと良くあいますので、洋食のみならず和食の相性が良い特性があります。冷蔵庫で2〜3時間冷やしてお楽しみください。

ヴィニフェラ種ってなんだ?🤔と思ったので調べてみました。

参考サイト:ヴィティス・ヴィニフェラとは何? Weblio辞書

どうやら、ヨーロッパ種のぶどうの学名のようですね。
ヨーロッパ種とよばれる品種のブドウは糖度や酸度が高く、生食よりもワインにするのに向いているそうです。
その中でも甲州ブドウは日本固有の品種、そしてなんと1200年もの歴史があるとのこと。
平安時代くらいから存在していたと考えると、すさまじく歴史のあるブドウですね…。

勝沼醸造 甲州ヴィンテージを飲んでみた

それではさっそく味わってみます…

なるほど、これはまさに辛口という感じ。
キリッとした口当たりに、後から甲州独特のフルーティーな甘い風味が鼻に抜けます。

私的にはこのくらい辛口のほうが好みですが、もしかしたらあまりワインを飲み慣れてない人、甘いワインが好きな人だと苦手に感じてしまう人もいるかもしれませんね。

辛口の日本酒を思わせるような、これぞ甲州ワインという印象でした。

勝沼醸造 甲州ヴィンテージに合う料理は?

料理とのマリアージュですが、ラベル裏にも書いてあったとおり、味噌・醤油・生姜・山葵などを使った和食にピッタリなワインですね。

私は今回は鯛のお刺身と合わせていただきました。特に白身魚系によく合うと思います。

通常ワインと刺し身を合わせると、生魚の臭みを強く感じてしまうものもが多いのですが、このワインは全然感じませんでした。

ワイナリー情報

販売元勝沼醸造株式会社
住所山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
公式サイトhttp://www.katsunuma-winery.com

感想

さすが老舗のワインという貫禄でした。

年代ごとに味が違うってこともあるかと思いますが、それもまたワインの面白いところかと思います。

たまたま手にした1本1本との出会いを大切にしていきたいですね。

このワインの販売サイトはこちら

ABOUT ME
ヒラヤマ

日本ワイン維新 管理人

日本有数のワイン産地である山梨県は勝沼で生まれ育ちました。現在は地元山梨でフリーランスとしてWeb制作の仕事をしたりして暮らしています。

地元山梨のワインをはじめとする日本ワインに傾倒し、その素晴らしさを広めるため、当ブログメディア「日本ワイン維新」を開設。日々ワインを飲みながら更新しています。

好きなワインの品種は「ヤマソービニオン」と「シャルドネ」