缶ワイン

プティモンテリアを全種類飲んだ感想!コンビニで買える缶ワイン

普段ワインをあまり飲まないと言う友人にその理由を聞いてみたところ、「ワインはボトル1本となると自分には量が多いし、なんか気軽に飲む感じがしない」と言っていました。

それを聞いて、私は素直になるほど確かにそうだよなぁと思いました。

ワインは開栓して空気に触れた側から酸化がはじまってしまうため、開けたらなるべく早めに飲んだほうがいいことはよく知られていますが、普段あまりお酒を飲まない人からするとワインボトルの750mlというのは気合を入れて開栓しないとならならない量かもしれませんね。

また、量だけが原因ではなく、瓶であることやコルク栓を抜かなくてはならないこと、そもそものワインという飲み物の高級なイメージなども、敷居が高く感じてしまう要因の一つでしょう。

ワイン好きからするとそういった面もワインの魅力と言えるのですが、一般的にはもっと気軽に飲める「缶ビール」のようなお酒の方が日常的に好まれるのかもしれませんね。

さてさて、そんな敷居が高く思われがちなワインですが、これをもっと気軽に楽しむことができる商品があることをご存知でしょうか?

それが今回ご紹介する「缶ワイン」です。

缶ワインは、開けやすくて容量も多くなく、コンビニなどでワンコイン以下で買うことができるという、かなりお手軽なスタイルのワイン。アメリカなどの海外でもそのカジュアルさから人気が高まってきているそうです。

日本でも複数のメーカーが缶ワインの商品を販売しておりますが、今回はその中でも先駆け的存在であるモンデ酒造株式会社の「プティモンテリア」シリーズをご紹介していきたいと思います。

Contents

モンデ酒造 プティモンテリアとは?

プティモンティリアとは山梨県笛吹市石和町にあるモンデ酒造株式会社が製造・販売している缶ワインのシリーズです。

公式オンラインショップや楽天などの通販の他、全国のセブンイレブンで購入することができます。

1本290〜300ml入りで、税込330円とお手軽な量と価格です。

現在、下記の4種類が販売されています。

  • プティモンテリア ルージュ(赤)
  • プティモンテリア ブラン(白)
  • プティモンテリア スパークリング(白・スパークリング)
  • プティモンテリア ロゼスパークリング(ロゼ・スパークリング)

今回4種全て飲んでみたので、それぞれレビューしていきたいと思います。

ワイナリー情報

販売元モンデ酒造株式会社
住所山梨県笛吹市石和町市部476
公式サイトhttp://www.mondewinery.co.jp

プティモンテリア ルージュ

プティモンテリア ルージュ

飲んだ感想

赤ワインの国際品種として代表的なカベルネソービニヨン種とメルロー種のブドウが使われた、タンニン(渋味)がしっかりとしたフルボディの重めの赤ワインです。

酸味はあまり強くなく、濃厚な味わいが特徴でした。
お手軽な缶ワインというスタイルからは想像できないくらいドッシリしっかりとした赤ワインです。

推奨の飲み頃温度が14〜18度なため、冷蔵庫から出して少し時間を置いてから飲んだほうがいいでしょう。

味チャート

プティモンテリア ブラン

プティモンテリア ブラン

飲んだ感想

白ワインの国際品種として有名なソーヴィニヨン・ブラン種と、スペインワインに用いられるペドロ・ヒメネス種という少し変わった組み合わせで造られた白ワインとのこと。

洋ナシのような香り、さらには柚子っぽい柑橘系の香りを感じました。

上品な口当たりで、甘口のワインではありませんが、果実の甘みがしっかりと感じられ、とても美味しい白ワインだと思いました。

推奨の飲み頃温度が6〜10度なため、冷蔵庫でよく冷やして飲むのにちょうどいいですね。

味チャート

プティモンテリア スパークリング

プティモンテリア スパークリング

飲んだ感想

プティモンテリア ブランと同じく、ソーヴィニヨン・ブラン種とペドロ・ヒメネス種、そこへさらにシャルドネ種が組み合わされて造られた白のスパークリングワイン。

柑橘系の果実の香りが食欲をそそり、爽やかな口あたりに微炭酸のスッキリとした喉越しが心地よいです。

ドライな辛口なので、よく冷やしてお風呂上がりにグイッと飲むのもいいかもしれませんね。推奨の飲み頃温度は5〜8度です。

味チャート

プティモンテリア ロゼスパークリングを飲んだ感想

プティモンテリア ロゼスパークリング

飲んだ感想

プティモンテリア スパークリングの3品種に加えて、フランス原産のタンニンの強いマルベック種のブドウを組み合わせて造られたというロゼスパークリングワイン。

美しいピンク色で、まるで桃のような香りを思わせます。
心地よい喉越しで、果実感ある香りが鼻に抜けます。
辛口ですが、通常のスパークリングよりも飲みやすいワインだと思いました。

こちらもスパークリング同様、推奨の飲み頃温度は5〜8度です。

味チャート

まとめ

個人的には白の「プティモンテリア ブラン」が特に気に入りましたが、全種類ワンコイン以下で買える缶ワインとは思えないほど、本格的なワインで正直驚きでした。

家でグラスに注いで落ち着いて飲むも良し、アウトドアでは缶に直接口をつけて飲むも良し、シーンを選ばないカジュアルさが素晴らしいですね。
それでいてしっかり美味しいのが嬉しい。

「ワインってなかなか気軽に手を出しにくい…」と思われている方は、まずは今回ご紹介させて頂いたプティモンテリアなどの缶ワインから気軽に始めてみるのも良いと思いますよ。

このワインの販売サイトはこちら

ABOUT ME
ヒラヤマ

日本ワイン維新 管理人

日本有数のワイン産地である山梨県は勝沼で生まれ育ちました。現在は地元山梨でフリーランスとしてWeb制作の仕事をしたりして暮らしています。

地元山梨のワインをはじめとする日本ワインに傾倒し、その素晴らしさを広めるため、当ブログメディア「日本ワイン維新」を開設。日々ワインを飲みながら更新しています。

好きなワインの品種は「ヤマソービニオン」と「シャルドネ」