マスカット・ベーリーA

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011を飲んだ感想

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011 レビュー

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011は、山梨県にある本坊酒造株式会社 山梨マルスワイナリーが醸造された日本ワインで、2013年のJapan Wine Competitionでは銅賞を獲得されているワインです。

お値段は2,000円(税抜)でした。

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ラベル裏を読んでみる

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011のラベル裏

山梨県韮崎市穂坂地区は、三角形をした甲府盆地の北西側の角から立ち上がる広大な茅ヶ岳山麓に位置する、県内を代表するワイン醸造葡萄の産地です。穂坂産マスカット・ベリーAワインを樽で長期間(14ヶ月)熟成させることで、濃縮感のある果実香を優しく包み込んだ樽香と、しっかりとしたボディ感のある味わいに仕上げました。マルスワインの技術に裏付けされた、プレステージ・クラスの逸品です。

プレステージとは「名声」「威信」の意味とのことで、ラベルの説明からも自信のある1本という気概が伺えます。

ブドウの産地は山梨県韮崎市穂坂町。
山梨県内でも勝沼や北杜などと並び、ブドウやワインの産地として有名な地域です。

マスカット・ベリーAの特徴としては軽い飲み口の「ライトボディ」のものが多い中、こちらのワインは「ミディアムボディ」です。加えて、樽で1年以上熟成されているとのことで、飲む前から期待が膨らみます…。

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011を飲んでみた

グラスに注いでみると、やはりマスカット・ベーリーAなので粘度はそれほど強くなさそうですが、枯れたルビー色をしています。

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011をグラスに注ぐと枯れたルビー色の液体が…

さっそく飲んでみます…。

舌の上に広げて転がしながら味わうと、果実の豊かな旨味が顕著に現れます。

熟成による複雑で深みのある味わいは、枯れ葉や土のような香りを感じさせ、雄大な大地のイメージが広がります。

深みがあり、とても美味しい素晴らしいワインでした。

シャトーマルス プレステージ マスカットベリーA 樽熟成 2011に合う料理は?

料理とのマリアージュですが、赤ワインはチーズや肉料理に合うとされていますね。

もちろんそれらと合わせても美味しいと思うのですが、このワインは「醤油」や「味噌」などの日本の調味料を使った和食にも合うと感じました。

例えば「馬刺し」などと合わせても美味しいのではないでしょうか。

ワイナリー情報

販売元本坊酒造株式会社 山梨マルスワイナリー
住所【マルス山梨ワイナリー】山梨県笛吹市石和町山崎126
【マルス穂坂ワイナリー】山梨県韮崎市穂坂町上今井8-1
公式サイトhttps://www.hombo.co.jp/marswine/

感想

日本固有の品種として、白の甲州ワインが力強い印象があるのに比べて、赤のマスカット・ベーリーAはあっさりして飲みやすいけど印象に残りづらい…というイメージでしたが、これを飲む限り全然美味しいですね。

マスカット・ベーリーAのワインも色々飲んで研究していこうと思った次第でした。

このワインの販売サイトはこちら

※リンク先は2016年醸造のもの

ABOUT ME
ヒラヤマ

日本ワイン維新 管理人

日本有数のワイン産地である山梨県は勝沼で生まれ育ちました。現在は地元山梨でフリーランスとしてWeb制作の仕事をしたりして暮らしています。

地元山梨のワインをはじめとする日本ワインに傾倒し、その素晴らしさを広めるため、当ブログメディア「日本ワイン維新」を開設。日々ワインを飲みながら更新しています。

好きなワインの品種は「ヤマソービニオン」と「シャルドネ」